影響

再び作詞風。
現実逃避したいとき程言葉が溢れ出る。



『現実』

嘆こうとも変わらないリアル
いつか、いつかと思ってて
貴方と一緒に――世界を――

赤みあるほっぺた
だんだん白く青くなっていく
ずっとずっと
近くで誰よりも近くで見てたのに
どうして
貴方は一人でいったわ
私にすら最期を見せてくれないのね

「いつか二人で世界をまわろう」
そう言ったのはいつだった？
そのとき私は何してた？貴方は？
忘れていくという真実
忘れたくない貴方との時間
すれ違い、真反対に進んでいく想と時

流れる透明な液体を拭って立ち上がる
嘆こうとも変わらない現実
それなら歩こう
時間が戻ってくれないのならば
せめて

「リアル？」
「リアル！」

憎い程に蒼い空
雲ひとつない蒼い空
見ててよね
貴方の分まで人生楽しんでやる